じめじめとした長い梅雨があけた。すぐそばから台風やら温帯低気圧で、また髪の毛が外側へ遊びに行っている。気圧なのか他のせいなのかわからないけれど、頭の痛い日も多くて嫌になる。

おやつは全身がしっとりとしていて、尻尾の先までなめらかで気持ちいい。するすると撫でていると、いちばん好きな尻尾の付け根でにゃーにゃーと催促される。魔法のにゃーだから、私は素直に尻尾の付け根をぽんぽんしている。

相変わらずの日々が続いている、と言いたいけれど、気持ちの落ち着かない周期がまわってきている。

 

最近は眠りが浅いのか、毎日夢をみている。夜は眠りにつくまで時間がかかって、眠っていても明け方に何度も目が覚める。体調も悪いから、午前中横になってうとうとしては夢をみる。はずかしながら、結構な割合で淫夢。したこともないような、びっくりするほど過激で痛いようなやつをしていたりする。眠っている最中に、何か変なことを言っていないか不安で仕方がない。今日の日中みた夢は、今までの夢の中でもいちばん過激だった。寝ても覚めても頭の中がはしゃいでいるから、ちっとも休まらない。夢から醒めてもどきどきしていて、からだがジーンと熱を帯びている。

 

今日は過食気味で、おにぎりとスパゲッティを食べた。この1ヶ月の中でいちばん食べたと思う。胃が重くて横になるのが辛い。縦になっているのも辛い。ぜんぶ吐き出してしまいたいな、気持ち悪いな、と久しぶりの感覚。背中をさすってほしいな、と久しぶりに思った。わがままだなあ。

 

今日は診察の日で、病院にも行った。珍しくメモは見せなかった。主治医に見せたところで、何も変わらないと思った、が正しいかもしれない。目についたものを少しカルテに記すだけだから、毎回の変化に気づかないでいると思う。私は度々重くなった症状をメモしているけれど、主治医は気に留めてくれない。私が話しても、気にしないことです、と言われる。気にしないことができたら、どれだけ楽か。

同情してほしいわけでも、増薬してほしいわけでもない。正確な判断をしてほしいだけなのに。

右目の奥が1日中痛い。瞼の痙攣と付随してズーンと痛い。これも、主治医に気にしないことです、と言われた。ロブのんで黙って横になってます。それでも痛いから、訴えているのだけれどね。

 

会いたいなあと思っていたひとから、連絡が途絶えてしまった。

そのひとからきていたラインを夜中に開いてそのまま閉じて寝てしまって、1週間以上経過していた。気づいたときは顔面蒼白。きていたラインを忘れて閉じてしまっとこと。それに会いたいけれど体調が悪くてそちらまで行くことができずにごめんねという旨を添えて送信した。未読のままだ。まるで片思いしているようでむずむずする。

会いたいなあ。

 

目を瞑ると、また淫夢をみるかもしれない。私はそこまでいやらしい人間だったのか。今日は淫夢の話しかしていない気もするけれど、なんだか少し元気になれた気もする。