ここ何ヶ月かは雨が降る度に警報が出ていたここ秋田。

川の水が溢れかけて、父の家は床上浸水。いつもの田園風景は、茶色の水で覆われた大きな大きな川の支流のようになっていた。

幸い、人的被害がなかったのは、何年かに1回このような出来事があるからで。でもそれが再び起きないよう整備していく財源を、花火でしか賄えないこの街がもう頭が足りない。花火を毎月あげようとかどうでもいいから、あの毎回水に浸かる地区の人たちのために集合住宅でも作ればいいと思う。区画整備の時につくったように。こんなこと一個人のブログに書いてもどうにもなりませんけどね。

いま降っている雨は、心地いいもので。久しぶりに落ち着いた気持ちで、音を聴いている。しとしとと降り続いて、鉢植えの緑にぴちょんと跳ね返る音。心地がいい。

 

9月いっぱいで任期満了の学校でのお勤めが終了した。

10月に入ってからは誰もいないこのお家で、私はずっとベッドに潜っていた。なにかでこころの隙間を埋めようと、お友達にラインしてみたり。お友達のお仕事のお話しを聴いて、若干落ち込んだり。下らない学生時代のことでげらげら笑ったり。

月曜日の夜のバスで東京に行くことになった。帰りのチケットは買っていない。いつ帰ろうかな。

したいこともあまりなくて、ただ何人か会いたいひとがいるだけ。そのひとが楽しそうだったり、直接声を聴くことができたら、私はきっと嬉しい。だから、元気なうちに馬鹿みたいに遊んでやろうという、強硬手段にでている。これは元気なときの特権で、そうでないときは絶対絶対絶対できないこと。自己暗示をかけているのかもしれないけれど。体調が悪くなったら楽しめないのだし、楽しいことを楽しいと感じられるときには存分に私の感情に触れていたい。

 

寒いのか暑いのかよくわからないから、Tシャツもニットも準備した。秋田から出るのは夜だし、冷え込んでいるだろうから薄手のコートを着て行こうと思って、それも準備した。

ひとりで過ごす時間もあるのかなあと思って、文庫本も用意してみた。敬愛している森博嗣様の、四季の春と夏。べつなものも用意していたのだけれど、お気に入りすぎて読めなかったらショックだろうからやめた。

 

今日は夜から短大のお友達と夜ご飯をしにおでかけ。明後日、日曜日には美容室に行く。5ヶ月ぶりにカット。伸びたのはいいけれど、ハネがすごいからまた切るのかな。私はいつの頃からか腰まで伸ばすことを諦めてしまったようだ。我慢、というものができなくなってしまったのだろうか。

 

最近の私は専らLORDEのMelodramaを、運転しているときはずうっと聴いている。PURE HEROINEの癖のあるアルバムも好きで福島にいるときはヘビロテだった。

スモーキーな歌声とか、グルービーな感じがとにかく私の好みだということがわかったのが大きな収穫。LORDEと藤原さくらに出会えてよかった。吉澤嘉代子も好きだなあ。

ちなみに吉澤嘉代子の最近のリコメンドです。

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久しぶりに観たルパン三世のEDもリコメンドです。

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素敵な音楽を聴いていると、私もこんなふうに素敵な時間を過ごしてもらえるようなお仕事ができたらいいのになあ、と思う。

できることとできないこと、控えたほうがいいものといった制約が多くて疲れる。

できることができる時間と体力と精神力がほしいな。

そしたらこんなことになってなかったのかな、なんて。もう遅いんだけどね。

 

今日は雨音とひんやりとした寒さの中、そろそろ眠ります。

おやすみなさい。