2018年が始まって、9日も経った。

あけまして、おめでとうございます。

去年の後半からはゆっくりひとりで生きていたけれど、これからは社会の歯車としてすこし頑張ろうって気持ちです。

 

成人の日、ということで苦い思い出がひとつ浮かびました。

私は周りのお友達みたいに容姿だって良くなかったから、お写真なんて本当は撮りたくなかった。ただ、周りのみんなが、前撮りだ〜って短大の時にきゃっきゃしながら、振袖を選んでいたのが羨ましかった。

短大を卒業して、4年制大学に編入して、卒業も近くなった頃、袴で式に参加することというルールがあった。その頃は母も私と疎遠だったし、祖母も就職したら会えなくなると思って、振袖のレンタルをしたんだった。

祖母が先に来て、私の着たかった緑の振袖をみて、綺麗だねえと一言呟いた。それから母が来て、私がいちばん着たかった緑の振袖を却下して、安っぽい赤の振袖にした。メイクや髪もおめかししたのに、誰一人、私とは写真に写りたがらなかった。母が来て、写真用の笑顔を作ると、祖母は帰ると聞かなかった。せっかくだからお祖母様も、とカメラマンの方が促しても祖母は頑なに動かなかった。

私がすこし悲しそうにすると、祖母はにこりともせず、1枚の写真に収まって帰った。

 

こんなふうになるはずじゃなかったのに、と私は私を責めることしかできなかった。

 

そう書きたかっただけです。今日は。

 

眠れますように。