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いちねんの始まりの日。
もっとすっきりとした1日だと思っていたのに、ぜーんぜんだめだった。
もやもやもやもや、霧が晴れない。
病気ってなんなんだろ。
私は病気でいるということを、未だに理解できていない。言葉で伝えることはできるけど、自分の中では消化できていない。
すきなことをして、すきなものを食べて、すきなことを考えられる。ただほんの少し、それが自分でコントロールする力が弱いだけなんじゃないかな、と。いやなもやもやとした気持ちに突然なって、それのやめ方もわからない。ただ時間が流れて、その中でたまたま生活できるような気持ちになっている。
それってみんなじゃないんですか。
私だけじゃないでしょう。
なんでこんなことで、私は立ち止まって、いちいち悩まなくてはならないのだろう。
親戚のひとは、病院は病名をつけて治療をすることが義務だから、私が病気だということを決めるのは自分なんだよって。
でも、私にとってのふつうなんだよ。
これが毎日生きていた時間なんだよ。
それをいきなり病気なんです治療しましょうって、ちょっとつらいんですよ。
ずうっとそんなことを考えて、テレビをすこし観て、過ごしてた。
私は一体どう生きていったらいいんだろうな。
親戚のお家に、いとこのお友達一家が来た。
みんな小さいきゃっきゃしたこども。
私もこんなときがあったかな、思い出せないな。
楽しかったことが、最近上手に思い出せない。
ゆっくりとした時間を過ごしているのに、本当に無駄な時間の過ごし方をしているなあと思う。
また書きたくなる。たぶん。
ひとりになったら、また書こう。